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素晴らしい出会い
みなさん、こんにちは。Nozomiです。
早いもので今年も残すところ僅か半月となりました。
今ごろ日本は師走の慌ただしさに包まれているのでしょうか。

私がイスラエルに引っ越しをしてきてもうすぐ1年半。
2度目の年越しをこちらで迎えますが、気候が暖かくて年の瀬が迫っている実感があまりありません。
国民の多くがユダヤ教徒なので、聖地エルサレムがあるにもかかわらず、案外とクリスマスムードにも欠けています。
その代わり、この時期はハヌカという祭日があり、あちらこちらでお祝いをしています。


さて、話は変わり、先週のこと。
私がここイスラエルで通っているヨガスタジオにて、6日間のワークショップが催されました。
最近、日本でも注目されている『アシュタンガ・ヨガ』。その先駆者であり、世界的に有名な指導者でもあるデヴィッド・スウェンソン先生がイスラエルにやってきました。

まさかこんなに早く出会えるとは夢にも思っていなかった先生です。
この先生のワークショップを受けるために、わざわざ海外まで出掛けて行く人もいるくらいに、その世界では大変なカリスマ的存在です。実際、今回もヨーロッパからわざわざ駆け付けたという人が数名混じっていました。
そんなわけで、初日の前夜は興奮してなかなか寝付けませんでした。

初めて会った印象、それはどこにでもいそうな普通のおじさん。35年にも及ぶヨガ歴を持つ人なので、何か圧倒的な存在感を放っているのだろうという私の予想は外れました。
が、そんな普通のおじさんに、私はあっという間に魅了されてしまいました。
物腰が柔らかく、笑顔がチャーミングで、とにかく話がとても分かりやすい。

ヨガの哲学というと、なんだかとても難しいようなイメージがありますが、ひとつひとつを噛み砕いて解説してくれます。それらはヨガに限らず日常生活全般にも活かすことのできる素晴らしい哲学で、ユーモアに溢れた例え話を交えながら、私たち生徒の疑問に丁寧に答えてくれるデヴィッド先生の姿勢にはとても親しみが湧きました。

私もひとつ質問をぶつけてみました。
「基本のアーサナ(ポーズ)のうち、できないものがいくつかあるのだけれど、一体いつになればヨガの先生になることができますか?」

この質問にデヴィッド先生はこう答えてくれました。
「答えはとてもシンプル。あなたの目の前に生徒が現れた瞬間があなたが先生になる時。」
そして、こんな風に続けます。
「あなたが知っている範囲のことを教えることから始めなさい。情熱を持って。教えることを恐れないで。」

その言葉にどれほど胸を熱くしたことでしょう。
私にとってはヨガの先生になること云々だけでなく、もっと広い範囲での励ましの言葉として響いてきました。
たしか、プロのアートセラピストを目指した時にも、当時の恩師に同じようなことを言われた記憶があります。

新たな一歩を踏み出すために必要な勇気を与えられました。
自分が与えることのできる部分に意識を向ける柔軟さ、広い視野で物事を捉えることの重要性にも改めて気付かせてくれたデヴィッド先生との今回の出会いは、私の人生における大きな節目のひとつになるような気がします。

嬉しいことに、私からヨガを学びたいと言ってくれる人がすでに数人います。
次にお会いする時に良い報告ができるよう、年明けにもさっそく始めてみようと思います。



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